ユダヤ人について・・・2


日本人は韓国・朝鮮の人びとに対して年配者も若者もみんな責任を持っている、というに等しい。


「関係ない」と日本の若者ならいいそうだ。


イスラエル国民に許しを請う、との率直な言葉も印象的です。


言葉で謝罪するだけでない。


生き延びた者の精神的立ち直りのためになんでもすると、約束しています。


物質的損失にも補償するといいます。


やんやんせっつかれたあげく、「謝罪の気持ちがあるから経済援助もしてきたじゃないか」と開き直った自民党首脳の韓国向け発言とはなんたる違いか。


日本人は金で解決することしか知らぬのでしょうか。


精神的立ち直りのためになんでもするという、声明の言葉の重みをかみしめたい。


こういう人たちのやることなら安心かもしれない―世界はそう感じ始めています。

ユダヤ人について・・・1


ドイツ統一の半年ほど前の1990年3月、東ドイツで初の自由な総選挙が行われました。


民主化への第一歩です。


4月、新しい議会が召集されました。


そこで何が行われたか。


ユダヤ人に謝罪したのです。


東ドイツ民主化の具体的スタートラインでの議会声明はいいます。


「世界に声明する。ナチスの時代、ドイツ人は世界の諸国民に対してはかりがたい苦しみを加えた。民族主義と人種的狂気はユダヤ人、ソ連国民、ポーランド国民、ジプシーに対する大量虐殺を招いた。この罪を忘れてはならない」


「そこからわれわれは未来に対する責任を導き出したい。国民の名のもとにユダヤ人への侮辱、迫害、殺害にたいして共同の責任を負う。イスラエル国民に許しを請う」


「生き延びた者の精神的、肉体的立ち直りのためにできることはなんでもしたい。物質的損失に正当な補償を行いたい」(90年4月12日)


なんと感動的な声明でしょう。


まず、これまで共産主義支配を押しつけてきたソ連に対しても、その国民は別、ということだろうか、そもそものナチスの侵略を考えてか、ちゃんと謝罪しています。


国民全体が共同責任を負うことを明言しています。


ヒトラーとその一派だけの責任ではないということです。

鳥の数をかぞえる

バードウォッチングしながら鳥の数をかぞえることです。


白鳥などの渡り鳥が飛来したときに、双眼鏡を覗きながら、カウンターで数を「カチャカチャ」かぞえるアレです。


「去年と比べると、今年は飛来数がだいぶ多いですね」などと、田んぼでエサをついばむ白鳥を見ながらテレビのインタビューに答える地元の高校の先生。


このときの先生のいでたちは、ジャンパーにゴム長というのが多い。


また、この先生が教える教科は理科、あるいは生物というのがふつうです。


英語あるいは国語、数学、体育の先生というのはどういうわけかいない(当たり前だうが!)。


紅白歌合戦でもおなじみの日本野鳥の会に尋ねたところ、「特別な名前というのはないですねえ。


カウンティング?とくにそういうような呼び方をすることはないですね。


数の調査をしている、あるいは生息数調査ということになるんでしょうか」


体の大きい白鳥あたりならまだしも、カモみたいな小さな鳥がいっぱいいるときはかぞえにくいでしょうね。


かぞえているうちに飛び立つのもいるでしょうし。


「一羽ずつかぞえることはほとんどありません。


大体10羽単位とか100羽単位とか、大づかみでかぞえることが多いですから」それこそ無数にいるようなときに、一羽ずつなんて悠長なことはやってられないのだ。


ということは多少の誤差はあるんでしょうね。


ま、たとえ多少の誤差があったからといって、上司に、「キミ、違うじゃないか」なんて怒られて、もう一度、湖畔のテントに泊まり込んでかぞえ直さなくちゃいけないなんてこともなさそうです。


しかし、大づかみでかぞえるというのも、なかなかむずかしいですよね。


「ええ。ですから、経験を要しますよ」こうした経験が買われて、紅白の"ボード数調査"にかりだされたりするわけです。


ま、紅白の場合は、一枚一枚正確にかぞえなくちゃいけませんけどねー。


この生息数調査では、とくに資格やランク付けはないということだが、気象予報士みたいに「野鳥生息数調査士」なんていうのを設けたら、きっと人気が出るんじゃないでしょうか。


ひとりずつしか入れない入口

遊園地などで見かける、金属製のバーのついたひとりずつしか入れない入口。


これなども見出しにもっとも苦労したもののひとつだろう。


しかし、これ以外に表現のしようがないんですよね、これが。


これをつくっているメーカーを探すために、いろいろなところに電話をしたが、そのたびに、「遊園地などで見かける、金属製のバーのついたひとりずつしか入れない入口」と説明し、いつものとおりすぐにわかるところもあれば、「何です、それ?」とカンの悪いところもあって、いやあ、くたびれるくたびれる。


名前がわからないってことはホントに不便なものです。


このミョーな改札みたいなヤツ、アメリカの映画のなかでよく見かけませんか。


ほら、地下鉄に逃げ込んだ犯人を追う主人公がこいつをポーンと飛び越すシーンがよくあるでしょう?やっと探し当てたメーカーの富士電器冷機では、「ターンスタイルゲート、一般にはターンスタイルと呼んでますけどね」。


バーが回る形式のゲートというわけ。


このメーカーでは「MONBAN(門番)」という名前の商品があるそうだ。


「もともとは欧米のもので、アメリカなどではコインパッサー、カードパッサーといった呼び方をしているようです」日本ではそれほどあちこちにあるというわけではないターンスタイルゲート。


あれを通るとき、回転したバーでつまずくんじゃないかと思うのはわたしだけでしょうか。

金属製のミョーなヤツ

交差点の真ん中などに埋め込まれている金属製のミョーなヤツ。


これは、交差点以外にも、センターラインなどに埋め込まれています。


何とも形容のむずかしい形をしており、ガマガエルを押しつぶして道路に埋め込んだとでもいえばいいのか(ガマガエル、ごめん)。


車のライトがあたると、反射鏡によって、光を反射し、交差点の存在をドライバーに知らせる。


あのちょっと赤っぽいような反射光が、夜になると「ピカーッ」と光る動物の目に似ていなくもない。


とすると、ガマガエルという比喩も案外当たっているのかもしれない。


建設省の道路環境課に尋ねたところ、「道路びょうといってますが」びょうは、画びょうの「びょう」のことです。


最近、タイヤが踏むと、「ゴツゴツ」と感じる、小さな凹凸のあるセンターラインがよくありますが。


「あれは高輝度区画線といいます」高輝度区画線。


うーん、何だかうなってしまうすごい名前です。


なぜあんなものがあるかというと、「居眠り防止」。


「ゴツゴツ」と感じることによって、ドライバーの目を覚まさせようというわけなのだ。


交差点のすぐそばの歩道に設けられているのが、いわゆる点字ブロック。


正式には「視覚障害者誘導用ブロック」というんだそうです。

枕木みたいなヤツ

綿路の下のコンクリート製の枕木みたいなヤツ。


フラットホームで電車を待つ親子。


「ねえパパ。線路の下に敷いてある石は何ていうの?」


「石って?」


「長細いやつ。いっぱいある」


「あのコンクリートのヤツ?」


「そう」


「あれ?」


ここでパパは慌てる。


昔は枕木といったけど、コンクリート製で枕木っていうのも何だか変だしなあ。


「昔は枕木っていったもんだけど、コンクリートになってからちょっとパパ、東スポ買ってくる。見出しがおもしろそうだったから」


「ダメだよ、ごまかしちゃ」


JR東日本に聞いてみた。


「PCまくらぎっていうんですよ」コンクリートでも枕木と?「ええ、そうです。


それと昔は"枕木"と書いていましたが、いつのころからか"まくらぎ"になりました」PCは「プレストレスト・コンクリート」の略。


初めて登場したのが昭和30年ごろのことらしい。


ちなみに、線路の下にいっぱい敷かれた石は「砕石」といい、砕石の集まった、あの土台を「道床」というんだそうです。

体操競拉で・・・

体操競拉で、演拉をする選手の横で選手を見つめ、たまに手助けしようとする人。


鉄棒で、選手が鉄棒から手を離し、着地しようとするとき、そばで選手をサポートする人がいますよね?「あの人、だれなんだろう?」って思ったことないですか?この入の動きを追うと、けっこうおもしろい。


鉄棒をくるくる回る選手に合わせて、この人も顔(体も)を回す。


そして着地に近づくと、その動きはいよいよ激しさを増し、選手が空中に飛び出すと、まるで空から大切なものが降ってきたかのように、選手を抱きかかえにいこうとする。


が、たいていは踏みとどまる。


選手が転倒しようとするのでないかぎり、抱きかかえにいくことはない。


しかし、触れ合わないわけではない。


演技がうまくいったときなどは、選手の肩を叩き、ニッコリ笑って抱き合ったりする。


こうしてみると、まるっきりの他人ではないようだ(当たり前だって)。


この人は、つり輪でも登場する。


うしろから選手をかかえあげて、つり皮にぶら下がらせるのだ。


「あの人の名前ですか?名前ねえ。ふつうは補助、補助っていってますけど」と日本体操協会。


うーん、確かに補助という役割ではあるんでしょうけどね。


「じゃ、監物先生に聞いてもらえますか?電話番号教えますから」監物先生っていうと?「ほら、オリンピックで金メダルをとった方ですよ。


いま日体大の監督をなさってますからしというわけで、監物永三先生に尋ねると、「それはコーチですよ、コーチ。


日ごろ、教えているコーチがやるんです、あれを」あ、コーチですか。


「そう。高校あたりだと、選手がやりますけど、全日本クラスになると、全部コーチです」はっ、わかりました。

落下地点に走っていく人たち

ヤリ投げなどで、選手が投げた瞬間、すばやく落下地点に走っていく人たち。


大会役員じゃないのかって?そう、正解です。


でも、正確には「投てき審判員」(跳躍競技の場合は「跳躍審判貝」)というそうだ。


それにしても、あの投てき審判員のおじさんたちの動きのすばやさには驚かされる。


三、四人の、白い帽子にブレザー姿のおじさんたちがまるでエサに群がるネズミのように、ヤリや円盤やハンマーの落下地点にウワーッとすごいスピードで集まる。


あの仕事熱心さはほめてあげたい。


走り出すタイミングがどうみても早過ぎるって思いませんか?おじさんたちはヤリが地上に刺さる前に、あらかじめ落下地点を予測して走り出すように見える。


おしりを小刻みに震わせながら空中を疾駆するヤリ。


そして、そのヤリと競争するかのように、予測された落下地点に走る投てき審判員たち。


「あーっ、おじさんたちに刺さっちゃう!」と、悲鳴を上げるのはわたしだけでしょうか。


お願いです、投てき審判員の方々。


ヤリが刺さってからおもむろに落下地点に走るというわけにはいかないでしょうか。


ヤリは決して逃げたりしませんから。

ラジオにも関係

昔から黒点と占いは深い関係があるそうですが、ラジオにも関係していたそうです。


1947年の6か月間にラジオが妨害をうけた405時間中に、流浪黒点の89%がこの臨界領域内またはその周辺にあることがわかった。


この情報を用いて、ネルソンはどの黒点がラジナ妨害をもっとも起こしやすいかを予測することができました。


そして、太陽をまわる地球の運動の速さと太陽自転率は知られているので、彼はまた、ある黒点が「臨界域」に達するかどうか、およびその時点を予測することができました。


一つのこみ入ったことは、ある黒点が二つの効果をもちうることでした。


黒点がまず現われたとき(太陽の裏側にも現われうる)の効果と、「臨界域」に達したときの効果です。


予測はこみ入った仕事であるが、彼の指標を全部まとめて、ネルソンは次の24時間中のラジオ状態を65%から70%の正確さで予測することができました。


このことは十分によいとは見なせないので、二年後の研究で、ネルソンはこの問題について別の解決を求め始めた。


>>占いはこちら

カステラの底の紙

カステラの底についている紙


「カステラの下の紙?ちょっと、いい加減にしてよ。そんなもん、敷き紙かなんかに決まってるじゃない。たとえ、キチンとした名前がついていたとしても、それが何だっていうんだよ、え?」


と、襟首をつかまれても文句はいえないと思う。


「カステラの下に敷いてある紙」で十分に伝わるから。


カステラの下に敷いてある紙(以下、敷き紙)にこだわったのはほかでもない。


敷き紙についたカステラのおこげというんでしょうか、あれがバカにおいしいからです。


「あんなもののどこがうまいんだよ」という人がいたら、わたしはその人と徹夜で議論をしながら酒を飲む用意があります。


カステラの老舗文明堂に聞いてみた。


「あれですか?とくに名称というものはないんですが、ま、われわれは敷き紙と呼んでますけど」トホホ。


やっぱり敷き紙でしたカ・・・。


「ほら(見ろ。いったとおりじゃないか。バチン」


と、ひとつふたつほっぺた張られても仕方がないと思う。


でも、敷き紙についたカステラのおこげっておいしいと思いませんか?


おいしい理由はちゃんとありました。


「カステラを焼く際に、ザラメを敷いて焼くのであの部分はとくに甘味がほかより強いんでしよう」カステラのおこげをナイフでこそぎとって食べるうまさといったら。


マグロでいえば中オチみたいなものだと思う。

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