バードウォッチングしながら鳥の数をかぞえることです。
白鳥などの渡り鳥が飛来したときに、双眼鏡を覗きながら、カウンターで数を「カチャカチャ」かぞえるアレです。
「去年と比べると、今年は飛来数がだいぶ多いですね」などと、田んぼでエサをついばむ白鳥を見ながらテレビのインタビューに答える地元の高校の先生。
このときの先生のいでたちは、ジャンパーにゴム長というのが多い。
また、この先生が教える教科は理科、あるいは生物というのがふつうです。
英語あるいは国語、数学、体育の先生というのはどういうわけかいない(当たり前だうが!)。
紅白歌合戦でもおなじみの日本野鳥の会に尋ねたところ、「特別な名前というのはないですねえ。
カウンティング?とくにそういうような呼び方をすることはないですね。
数の調査をしている、あるいは生息数調査ということになるんでしょうか」
体の大きい白鳥あたりならまだしも、カモみたいな小さな鳥がいっぱいいるときはかぞえにくいでしょうね。
かぞえているうちに飛び立つのもいるでしょうし。
「一羽ずつかぞえることはほとんどありません。
大体10羽単位とか100羽単位とか、大づかみでかぞえることが多いですから」それこそ無数にいるようなときに、一羽ずつなんて悠長なことはやってられないのだ。
ということは多少の誤差はあるんでしょうね。
ま、たとえ多少の誤差があったからといって、上司に、「キミ、違うじゃないか」なんて怒られて、もう一度、湖畔のテントに泊まり込んでかぞえ直さなくちゃいけないなんてこともなさそうです。
しかし、大づかみでかぞえるというのも、なかなかむずかしいですよね。
「ええ。ですから、経験を要しますよ」こうした経験が買われて、紅白の"ボード数調査"にかりだされたりするわけです。
ま、紅白の場合は、一枚一枚正確にかぞえなくちゃいけませんけどねー。
この生息数調査では、とくに資格やランク付けはないということだが、気象予報士みたいに「野鳥生息数調査士」なんていうのを設けたら、きっと人気が出るんじゃないでしょうか。